ママ日記
先日、乳児広場に行き、赤ちゃんの悩み事をママ友達と共有できました。
そこでも話題になったのが、赤ちゃんの予防接種のこと。
今回は、うちの赤ちゃんが予防接種を受けた様子と、その予防接種について詳しくお話します。
【予防接種とは?】
予防接種は、病気を予防するために行われる接種です。予防接種を受けることで、免疫システムが病気に対する免疫力を獲得し、病気を発症する可能性を減らすことができます。
赤ちゃんの健康を守るために、予防接種は非常に重要で、予防接種を受けることで、多くの病気から赤ちゃんを守ることができます。
【予防接種を受けた様子】
うちの赤ちゃんも生後2ヶ月になったので、さっそく小児科のある病院で予約をし、ワクチンを接種してきました。初めてだったので、一度に4つのワクチンを接種することに驚きました。
今回接種したワクチンは、・B型肺炎・ロタウィルス・ヒブ・小児用肺炎球菌。
左腕に2箇所、右腕に1箇所と、大人の私でも見てるだけで痛々しい気持ちになる、しっかりとした大きさの注射を打ちました。
ノタウィルスワクチンは飲むタイプのワクチンなので、注射のように痛くはないのですが、吐き戻してしまう心配もあるそうです。うちの子はお腹が空いていたのか、美味しいそうに飲んでくれ、お医者さんも笑ってくれました。
やはり注射は痛いようで、注射時はガン泣きしていましたが、ワクチンの副作用?ですぐ眠ってしまいました。
ワクチン接種後の注意事項
ワクチン接種後に病院でロタウイルスワクチンの接種後の冊子をもらいました。ロタウイルスワクチンの事が書いてありましたが、どのワクチン接種後でも共通して言えそうな事を抜粋して説明します。
接種後の30分間は安静に
接種後にアレルギー反応が見られる場合があるので、帰宅せずに30分間は病院内で安静にしてください。
当日はいつも以上に興奮させない
赤ちゃんはワクチン効果で体に副反応が起こる可能性がありますので、興奮状態にさせないようにしてください。
健康状態や体調の変化に注意
健康状態の観察を行い、体調の変化に十分注意してください。高熱、けいれんなどの異常な症状がみられた場合は、速やかに医師の診察を受けるようにしてください。
衛生状態の注意
ワクチンによりウィルスが便中から排出されるため、赤ちゃんのオムツ交換後はよく手洗いをしてください。
【赤ちゃんの予防接種】
赤ちゃんの予防接種は、生後すぐに始まります。赤ちゃんは生後2ヶ月から、さまざまな病気に対する予防接種を受ける必要があります。赤ちゃんの予防接種には、以下のようなものがあります。
BCGワクチン
結核を予防するために行われる接種です。このワクチンは、生後5ヶ月〜8ヶ月の間に1回接種するようにしましょう。
どんな病気?
結核は、細菌が原因で引き起こされる感染症で、主に肺に影響を与えますが、他の部位にも感染することがあります。
副反応は?
・注射部位の軽度な痛み、赤み、腫れ。
これらの症状は数日から数週間で自然に治ることが多いです。
四種混合ワクチン
四種混合ワクチンは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、を予防するために行われる接種です。このワクチンは、生後2ヶ月〜6ヶ月までに3回接種するようにしましょう。
ジフテリア
細菌によって引き起こされる感染症で、主に咳、発熱、喉の痛み、咽喉頭の膜の形成などの症状が現れます。この膜は、呼吸を制限する可能性があるため、重症化すると呼吸不全、心臓不全、神経障害などの合併症を引き起こすことがあります。
百日咳
感染すると、咳が続き、呼吸困難や嘔吐、発熱などの症状が現れます。
発症後1〜2週間の間、風邪のような症状が現れることが多く、その後、非常に特徴的な短い間隔で強い咳が続きます。この咳は、「百日咳」の名前の由来ともなっています。乳幼児では、症状が重くなり、重篤な合併症を引き起こすことがあります。
破傷風
細菌が産生する毒素によって引き起こされる急性感染症です。この毒素は、傷口や切り傷から侵入し、筋肉や神経に影響を与え、全身に症状を引き起こします。
破傷風は、筋肉の硬直、口腔内の筋肉の痙攣、息苦しさ、発熱、高血圧などの症状を引き起こします。特に、口腔内の筋肉の痙攣が強いため、口が開けられなくなることがあります。
ポリオ
ポリオ(小児麻痺症)とは、ポリオウイルスによって引き起こされる感染症で、脊髄灰白質を中心とした中枢神経系を攻撃し、運動機能障害を引き起こします。ポリオは、主に飲料水や食品を通じて、口から侵入したウイルスによって感染します。
副反応は?
・接種部位の腫れや赤み、痛み・発熱・かぜのような症状(鼻汁、くしゃみ、喉の痛み、頭痛など)・嘔吐や下痢などの胃腸症状・倦怠感やだるさなどです。
これらの症状は、接種後1〜2日で改善する場合がほとんどです。
小児用肺炎球菌ワクチン
炎球菌による重症感染症を予防するためのワクチンです。生後2ヶ月〜6ヶ月までに3回接種するようにしましょう。
どんな病気?
鼻やのど、気道などに存在する細菌で、肺炎や中耳炎、副鼻腔炎、などの病気を引き起こすことがあります
副反応は?
・注射部位の腫れや痛み・発熱・食欲不振・だるさ・頭痛・吐き気・下痢などです。これらの症状は、接種後1〜2日で改善する場合がほとんどです。
B型肝炎ワクチン
B型肝炎を予防するために行われる接種です。このワクチンは、0歳のうちに3回接種が必要。生後2ヶ月〜4ヶ月の間に2回接種し、2回目から4〜5か月の間隔をあけて3回目を接種しましょう。
どんな病気?
B型肝炎は、肝臓に炎症を引き起こし、慢性的な肝疾患や肝硬変、肝臓がんなどの合併症を引き起こす可能性がある感染症です。
副反応は?
・接種部位の痛みや腫れ・発熱・食欲不振などです。これらの症状は、接種後1〜2日で改善する場合がほとんどです。
ヒブワクチン
重症なヒブ(インフルエンザb菌)感染症を予防するために行われる接種です。
生後2ヶ月〜6ヶ月までに3回接種するようにしましょう。
そして、予防効果を長期にわたって維持するために1歳になったら追加接種を忘れずに受けましょう。
どんな病気?
髄膜炎や肺炎、喉頭炎などの重篤な感染症を引き起こすことがあります。
副反応は?
・接種部位の痛みや腫れ・発熱・食欲不振・吐き気・不眠などです。これらの症状は通常、数日で改善する場合がほとんどです。
ロタウィルスワクチン
乳幼児によく見られる感染症を予防するために行われる接種です。
1価ワクチンと5価ワクチンがあり、初回はどちらも生後2ヶ月から接種を開始し、それぞれの必要接種回数を受けましょう。どちらも効果は変わらないと言われています。
どんな病気?
消化器系の症状を引き起こし、主な症状としては下痢、嘔吐、発熱などがあります。
副反応は?
・下痢・嘔吐・発熱などです。
これらの症状は通常、数日で改善する場合がほとんどです。
麻しん・風疹(はしか)混合ワクチン
麻しんと風疹を予防するために行われる接種です。このワクチンは、生後12ヶ月に接種しましょう。その後2回すべてを接種すると、予防効果は10~15年といわれています。
どんな病気?
麻しんは高度に感染力のあるウイルスによって引き起こされる病気であり、発熱、発疹、くしゃみ、せきなどの症状が現れます。合併症として、中耳炎や肺炎、脳炎などが生じることがあり、重症化することもあります。
風疹は風疹ウイルスによって引き起こされ、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
副反応は?
・接種部位の痛み・腫れ・発熱などです。これらの症状は通常、数日で改善する場合がほとんどです。
水痘(みずぼうそう)ワクチン
水痘(水ぼうそう)という感染症を予防するために行われる接種です。このワクチンは、生後12ヶ月に接種しましょう。その後2回すべてを接種すると、ほぼ感染リスクはなくなると言われています。
どんな病気?
高度に感染性のある病気で、特に乳幼児や免疫力の低下した人に影響を及ぼします。
水痘は通常、発熱、発疹、かゆみなどの症状を引き起こします。水痘の特徴的な症状は、体中に小さな水ぶくれ(水疱)が広がることです。これらの水疱はしばしばかゆみを伴い、かきむしることによる二次感染のリスクがあります。
一般的には自己免疫によって治癒しますが、合併症として皮膚感染症や肺炎などが生じることもあります。
副反応は?
・接種部位の痛み・腫れ・発熱などです。これらの症状は通常、数日で改善する場合がほとんどです。
予防接種の重要性
予防接種は、病気を予防するために非常に重要です。予防接種を受けることで、赤ちゃんは病気にかかる可能性を減らすことができます。また、病気を発症した場合でも、予防接種を受けることで病気の重症化を防ぐことができます。
さらに、予防接種は、赤ちゃんだけでなく、周りの人たちを守ることもできます。病気を発症した赤ちゃんが周りの人たちに感染させることがないように、周りの人たちも予防接種を受けることが重要です。
【まとめ】
赤ちゃんの予防接種は、生後すぐから始まり、2ヶ月からさまざまな病気に対する接種を受ける必要があります。予防接種を受けることで、赤ちゃんは病気から守られるだけでなく、周りの人たちを守ることもできます。定期的に予防接種を受けることで、赤ちゃんの健康を守りましょう。
次のワクチン接種は1ヶ月後です。
また注射で痛いと思うけど、病気にかからないようにする為だから、うちの赤ちゃんには頑張ってもらいます!
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