パパ日記
私はファイナンシャルプランナーの資格を持っていますが、仕事は普通の一般的なサラリーマンとして働いています。
私は過去に投資などで失敗した経験から、富を築くにはファイナンシャルプランナーの知識が必要だと感じ、資格を取得しました。
私のような普通の人でも、適切なやり方で資産形成に取り組むことで、大金持ちにはなれないけど、小金持ちにはなれるんではないかと考え、将来に向けての資産運用をしています。
先日、そんな私がやっている副業、資産運用のお話をしました。
その中でFX取引の話に触れましたが、もう少し深掘りして解説したいと思います。
【私のトレード方法】
後にわかりやすく専門用語は解説しますが、結論から言いますと、私はFX取引ではとても保守的なトレードをしています。
無理に約定しようとしてないし、FX取引で一発当てようなんて気はさらさらないです。
若い頃に失敗した経験があるので、今のトレード方法になりました。
FX取引はとてもギャンブル性が強く、リスクが高い投資です。レバレッジを効かせて闇雲にトレードすると、あっという間に資金が底をつきます。
チャートを見て判断するには、とても素人(私)には難しいです。
ですので、私のトレード方法は指値注文で、買い注文なら想定より幅を広げて、通常なら約定しないであろう数値に指値で買い注文を入れています。
通常の為替の1日の動きは、上下に1円の幅で動く程度と思っています。
例えば、ドル/円の市場価格が1ドル100円なら、99.5円〜100.5円の範囲で収まる程度。
大きく動いたとしても2円の幅ではないでしょうか。99円〜101円の幅。
なので、ドル/円 が1ドル100円ならば、私は98.5円の指値の買い注文を入れています。
はい、もちろんなかなか約定されません。
毎日注文を入れますが、3週間約定されないこともあります。でもいいんです。負けてはいません。
何度も言いますが、私はFX取引で”一発当ててやろう””毎月の生計を立てよう”としてる訳ではありません。
副業として毎月1万円程度稼げればいいと思っています。
なので、約定後0.5円くらい上がったら売り注文に出します。一度のトレードでは数千円の利益になります。
そして、その利益を投資信託などのリスクの低い安全性の高い投資に回しています。
ファイナンシャルプランナーの観点から資産形成を考えると、投資で大事なのは、リスクの低い投資で、さらに分散投資をしてリスク回避をし、長期で資産を運用して将来に繋げる事です。
【FX取引とは?】
FXとは、異なる国のお金を交換することです。例えば、日本で使われている円をアメリカで使われているドルに変えることができます。
FX取引とは、そのお金を買ったり売ったりすることで、お金の価値が変動することによって利益を得ることができます。
たとえば、1ドル100円のときに100ドルを買って、為替相場が1ドル110円に上がったときに、その100ドルを売ると11000円に変えることができます。この場合、利益は1000円になります。
ただし、為替相場は予想外の方向に動くこともあります。
例えば、1ドル100円のときに100ドルを買ったとしても、為替相場が1ドル90円に下がってしまった場合は、その100ドルを売ると9000円となり、1000円の損失となります。
【取引方法】
FX取引は、通貨ペア(”円とドル”や”円とユーロ”など)を選んで、そのペアの買いまたは売りを行うことで行われます。
具体的には、取引プラットフォームを利用して、取引したい通貨ペアのチャートを確認し、その相場が上がる(買い)か下がる(売り)かを予想して、注文を出します。
注文には、成行注文や指値注文、逆指値注文など複数の種類があります。
成行注文はすぐに約定されるため、価格変動のリスクがあります。
一方、指値注文や逆指値注文は、指定した価格になったときに自動的に取引が行われるため、リスク管理がしやすいとされています。
また、レバレッジを使うことで、少ない証拠金で大きな取引ができるため、リスクとリターンのバランスを考慮した取引計画が必要です。
【取引プラットフォームとは?】
取引プラットフォームとは、FX取引や株式取引などの取引を行うためのオンラインプラットフォームのことを指します。
取引プラットフォームには、PC版やスマートフォンアプリ版など複数の種類があり、それぞれの特徴や機能が異なります。
取引プラットフォームでは、チャートや各通貨の相場情報、注文機能、ポジション管理機能、損益確認機能などが提供されています。
また、取引プラットフォームによっては、自動売買システム(EA:Expert Advisor)の利用が可能であり、プログラムを作成して自動的に取引を行うことができます。
取引プラットフォームは、取引を行う上で欠かせないツールであり、取引スタイルやニーズに合った適切なプラットフォームを選ぶことが重要となります。
【チャートとは?】
チャートとは、FX取引や株式取引などで使用されるグラフのことを指します。
チャートには、過去の価格動向や現在の価格、その変動の傾向が表示されます。
通常、チャートには縦軸に価格、横軸に時間が表示されます。価格の変動を視覚的に確認できるため、取引を行う際の重要な情報源となっています。
また、チャートには複数の種類があり、ローソク足チャート、ラインチャート、バーチャートなどがあります。
ローソク足チャートは、短い線(陽線)と長い線(陰線)によって価格変動を表し、ラインチャートは、価格を直線で結んだグラフです。バーチャートは、価格の上下を線で表したものです。
取引者は、自分の取引スタイルに合わせて、適切なチャートを選択することが重要です。
【成行(なりゆき)注文とは?】
成行注文とは、取引者がその場で現在の市場価格で取引を行う注文方法のことを指します。
成行注文は、注文が出された時点で、市場の最良価格で即座に約定されます。
例えば、現在のドル/円の市場価格が1ドル=110円であった場合、取引者が買い注文(買い)を出す場合、現在の市場価格で即座に約定されます。
同様に、売り注文(売り)を出す場合も、現在の市場価格で即座に約定されます。
成行注文は、市場にすぐに参入できるため、素早くポジションを取りたい場合や、急激な相場変動に対応するために利用されることが多いです。
しかし、市場が急激に変動した場合には、注文が成立する価格が予想よりも大きくズレる可能性もあります。
【指値(さしね)注文とは?】
指値注文とは、取引者があらかじめ決めた価格(指値価格)での取引を希望する注文方法のことです。
指値価格に注文が達するまで、市場に出された注文が成立しないため、指値注文は約定までに時間がかかる場合があります。
例えば、現在のドル/円の市場価格が1ドル=110円であった場合、取引者が買い注文(買い)を出す場合、指値価格を110円として注文を出すると、指定価格に達するまで注文は約定されません。
同様に、売り注文(売り)を出す場合も、指定価格に達するまで注文は約定されません。
指値注文は、市場が急激に変動する場合や、取引者が予め決めた利益を確保するために利用されることが多いです。
指値注文のデメリットとしては、指定価格に達しないと約定しないので、市場価格が指定価格に近づき、どうしても約定したい場合は価格の変更をしなければならないことです。
【逆指値(ぎゃくさしね)注文とは?】
逆指値注文とは、取引者があらかじめ決めた価格(逆指値価格)に達した場合に、自動的に成行注文が発注される注文方法のことを指します。
例えば、現在のドル/円の市場価格が1ドル=110円であった場合、取引者が買い注文(買い)を逆指値価格115円として注文を出すと、市場価格が115円に上がったら自動的に買い注文が発注されます。
一見よくわからない注文方法に思えますが、
この手法はトレンドの流れにのる方法で、損失の拡大も防ぐ事ができます。
為替は世界情勢に敏感で、何かがきっかけで大きく値が動く時があります。
市場が急な上昇トレンドに入った場合、予め逆指値注文で買い注文を予約しておけば、急な上昇トレンドに一早く乗る事ができ、大きな利益を狙うことができます。
逆に、急な下降トレンドに入った場合、逆指値注文で売り注文を出しておけば、損失の拡大を防ぐこともできる訳です。
【レバレッジ】
レバレッジとは、少額の証拠金で大きな取引を行うことができる仕組みのことです。
FX取引においては、レバレッジを用いて大きな利益を狙うことができる反面、損失も大きくなる可能性があります。
例えば、1万ドルの取引を行う場合、1倍レバレッジを使う場合は1万ドルの証拠金が必要ですが、100倍レバレッジを使う場合はわずか100ドルの証拠金で取引が可能となります。
このように、レバレッジを使用することで、証拠金に対してより大きな取引ができるようになります。
レバレッジを使用することで、少ない証拠金で大きな利益を狙うことができますが、為替相場の急激な変動などにより、証拠金以上の損失を被ることがあるため、リスク管理が重要です。
また、レバレッジを使用する場合は、取引の際に必要なマージンコール(証拠金追加要求)に対応できる余裕資金も確保しとく必要があります。
【まとめ】
私はFX取引では、月に1万円稼げればいいと思っています。「なんだ、1万円程度か」と思う方もいますが、それでも年間12万円の利益です。
さらに利益を倍に増やそうなんて気持ちがあると、失敗した若い頃の二の舞になるのを自分でわかっているので、私はやりません。
そして、その利益をまた別の投資に回して、将来の必要資金に回しています。
FX取引はギャンブル性があり、思うようにいかなく、とても難しいと思います。
でも、私と同じく、多くを求めず、少額の利益で良いと思う強い信念がある人は、やってみる価値がある人だと私は思います。
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